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栃木県那須町の河川敷で東京都内の夫婦の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された夫婦の長女と内縁関係にある会社役員関根
関根容疑者は指示役の佐々木光容疑者(28)ら5人と共謀し、4月16日未明から朝までの間、那須町伊王野の河川敷で千代田区の飲食店経営宝島龍太郎さん(55)と妻幸子さん(56)の遺体に火を付けて損壊したとして、6日に逮捕された。
捜査関係者によると、宝島さん夫婦は事件当日の16日午前0時頃、知人の不動産会社役員前田亮容疑者(36)(死体損壊容疑で逮捕)が借りたレンタカーで品川区内の空き家付近に到着していた。車庫には血痕があり、警視庁は夫婦が空き家で実行役2人から暴行を受けたとみている。
同じ時間帯に佐々木容疑者も空き家付近にいたことが確認されていたが、その後の捜査で、関根容疑者が所有する高級車が午前0時頃、周辺を走行していたことが新たに判明した。
佐々木容疑者は16日午前3時半頃、近くの居酒屋で仲介役の男と接触し、報酬として千数百万円を渡したと供述していた。「16日未明に関根容疑者と会った」とも説明しているといい、警視庁は佐々木容疑者が居酒屋を訪れる前に関根容疑者から現金を受け取ったとみて調べている。
防犯カメラの解析では16日朝、前田容疑者が借りたレンタカーを関根容疑者が運転し、台東区の駐車場で佐々木容疑者と一緒に車を降りたことも確認された。
警視庁は8日午前、関根、前田両容疑者を死体損壊容疑で東京地検に送検した。