ドジャース大谷翔平が９号、１０号本塁打…今季初の１試合２発で両リーグトップに並ぶ

　【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は５日（日本時間６日）、本拠地ロサンゼルスでのブレーブス戦に２番指名打者で出場し、一回に２試合連続の本塁打となる先制の９号２ランをバックスクリーンにたたき込んだ。八回には今季初の１試合２発となる１０号ソロを中堅左に放った。飛距離４６４フィート（約１４１・４メートル）の特大の一発で、２桁本塁打は４年連続でメジャー６度目。本塁打ランキングで、オスナ（ブレーブス）やトラウト（エンゼルス）に並び、両リーグトップに立った。三回に左前打、六回に中前打を放っており、１試合４安打は今季初となった。試合も５－１で勝利を収め、ナ・リーグ優勝を争うライバルチームに３連勝した。

　多くの子どもたちが来場した日曜日のデーゲームで、大谷が豪快なアーチをかけた。一回の第１打席。左腕フリードの内角高めのカーブをとらえた。打球がフェンスを越えたのを見ると、右腕を突き上げ、力強くガッツポーズした。八回の第４打席では初球、真ん中の直球をフルスイング。中堅左へ運び、本塁打を確信したようにゆっくりと走り出した。