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立ち乗りの二輪車「電動キックスケーター」を酒気を帯びて運転したとして、福岡県警南署は5日、同県春日市職員の女(24)(春日市)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。「電動スケーターが飲酒運転の摘発される対象とは知らなかった」と供述しているという。
発表では、女は5日午前3時頃、福岡市南区の県道で、酒気を帯びて電動スケーターを運転した疑い。巡回中の警察官がふらついて運転する立花容疑者を発見し、呼気検査で基準値の約3・7倍のアルコール分が検出された。
電動スケーターは昨年7月、一定条件を満たせば「特定小型原動機付自転車(特定原付)」として16歳以上は免許なしで運転できるようになり、利用が広がっている。県警によると、特定原付に位置づけられて以降、利用者の逮捕は県内では初めて。