3連敗中の中日に悪夢 3得点直後に4失点で逆転許す 柳が二回持たず背信投球 初回マウンドへ足を運んだ立浪監督のゲキむなしく

 1回、西川と対決する柳(撮影・佐藤厚)
 2回途中4失点で降板する柳(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト-中日」(4日、神宮球場)

 3連敗中の中日が先制した。二回、2死一、二塁から大島が三塁・村上の頭上を越える適時二塁打を放つと、続く村松が球団タイ記録の8打席連続安打となる2点右前適時打。無死一、二塁の先制機を生かせなかった初回の拙攻を振り払った。

 だが、だ。直後の二回、柳が2死一塁から投手のサイスニードに中前打を浴びたところから事態が急変。西川に2点適時二塁打を浴び、丸山和には同点の中前適時打。さらにオスナには勝ち越しの中前適時打を浴びて、右腕は1回2/3を5安打4失点で降板となった。

 初回2死からオスナ、村上に連続四球を与えると、立浪監督は初回からマウンドに足を運ぶ異例の行動を取った。このピンチはサンタナの中堅後方への大飛球を岡林が好捕して無失点でしのいだが、指揮官のゲキもむなしく早期降板となってしまった。

 開幕投手を務めた柳は4月18日のヤクルト戦で四回途中6失点、前回25日の巨人戦でも6回3失点で連敗を喫していた。

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