悪質アプリのアカウント削除、昨年は倍増 グーグルが報告書

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米グーグルは29日、自社のアプリストア「グーグルプレイ」の安全性に関する2023年の報告書を公表した。同社が削除した悪質アプリ業者のアカウントは33万件で、22年から倍増。この数年で金融関連の詐欺などが増えており、注意を呼びかけている。

 悪質アプリのアカウント削除は、22年は17万件と21年から1割減っていたが、23年は2倍近くに増えた。規約違反を理由にアプリの公開を阻止した件数も、22年より6割増えて228万件に上った。人工知能(AI)を使った検知の強化や規約の変更などが理由だという。

高齢者狙った詐欺増える

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