市議が職員に手紙やプレゼント…ストーカー・パワハラで辞職勧告可決、「事実歪曲」と市議反発

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 福島県白河市の北野唯道市議(84)が市職員にストーカー行為やパワーハラスメントを行ったとして、白河市議会は24日の臨時市議会で、北野市議に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。

 北野市議については、市職員へのつきまとい行為や威圧的な言動などの指摘があり、市議会は今年3月に政治倫理審査会を設置して調査。審査会は、〈1〉職員に個人的な手紙やプレゼントを渡したり、職場や個人の携帯電話に頻繁に電話をしたりした〈2〉市職員を大きな声でどなりつけ、電話でしつこく責め立てたり、脅しのような発言をしたりした――と認定した。

 北野市議はこの日、体調不良を理由に臨時市議会を欠席。辞職勧告決議では「規範意識が欠如し、市議会議員としての資質に欠ける。市議会の品位と名誉を著しく傷つけ、議会を混乱させた責任は重大」と指摘した。決議に法的拘束力はない。

 北野議員は読売新聞の取材に対し、「(審査会の認定内容は)体調が悪くて意識が低下している時のことで全く違う。(事実関係が) 歪曲わいきょく されての辞職勧告決議に納得していない」と話している。

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