給食の牛乳「味が変だ」、腹痛や嘔吐を訴えた児童生徒671人に

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 宮城県内の小中学校で、25日の給食に出された牛乳を飲んだ多数の児童生徒が腹痛などの体調不良を訴えていることが26日、わかった。読売新聞の取材では、県内8市町で少なくとも671人にのぼる。重篤な症状は確認されていない。

 仙台市では、児童や生徒計337人が腹痛や 嘔吐おうと などの症状を訴えた。同市教育委員会によると、牛乳は市立幼稚園1か所を含む133校・園に提供され、このうち小学校22校、中学校17校で体調不良が確認されたという。

 牛乳は東北森永乳業(仙台市宮城野区)の仙台工場が24日に製造した。25日に12市町の258校に提供され、飲んだ子供から「味が変だ」といった声が出ていた。同社は残っていた牛乳を調べたが問題はなかったという。

 仙台市保健所は25日、食品衛生法に基づき工場を立ち入り検査した。同社は安全性が確認されるまで学校への牛乳の提供を停止する。

 森永乳業(東京)の広報グループは、「お客様に心配をおかけして申し訳ない。原因究明に努める」とコメントしている。

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5298461 0 社会 2024/04/26 13:33:00 2024/04/27 00:47:11 2024/04/27 00:47:11 https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/04/20240426-OYT1I50076-T.jpg?type=thumbnail

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