海自ヘリ墜落、現場海域から機体上部の一部と推定されるものやアンテナカバーを回収

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 木原防衛相は26日の閣議後の記者会見で、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」2機が太平洋上に墜落した事故に関連し、現場海域で新たに「機体上部の一部と推定されるものやアンテナカバーを回収した」と明らかにした。自衛隊は海上保安庁や米海軍と協力しながら、行方不明者7人と機体の捜索に全力を挙げる。

海上自衛隊のヘリ2機が消息を絶ち、現場海域を捜索する海自護衛艦「はぐろ」(21日午前8時54分、伊豆諸島の鳥島東沖で、読売機から)=佐々木紀明撮影
海上自衛隊のヘリ2機が消息を絶ち、現場海域を捜索する海自護衛艦「はぐろ」(21日午前8時54分、伊豆諸島の鳥島東沖で、読売機から)=佐々木紀明撮影

 現場海域は伊豆諸島(東京都)・鳥島の約280キロ東方で、水深は5500メートル。機体の主要部は海底に沈んでいるとみられ、27日以降、海自の海洋観測艦「しょうなん」が機体の捜索を始める。木原氏によると、同艦は海底5500メートルの捜索も可能だが、「深くなるほど精度は落ちる」と述べた。

 2機には4人ずつ計8人が搭乗。1人は救出後に死亡が確認された。

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5298124 0 社会 2024/04/26 12:17:00 2024/04/26 12:17:00 2024/04/26 12:17:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/04/20240426-OYT1I50062-T.jpg?type=thumbnail

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