東京円、一時1ドル=156円台前半…日銀の金融政策維持受け34年ぶりの円安水準に

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 26日の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=156円台前半をつけた。日本銀行が26日午後0時すぎ、金融政策を維持すると発表したことを受け、高い金利が続く米国と日本の差が意識され、運用に有利なドルを買う動きが加速した。1990年以来、約34年ぶりの円安・ドル高水準になる。

黒田東彦・日銀前総裁「円安は一時的」…NYの講演で見解、マイナス金利解除・利上げは「当然のこと」
1ドル=156円台を示す為替ボード(26日午後0時40分、東京都港区の外為どっとコムで)=横山就平撮影
1ドル=156円台を示す為替ボード(26日午後0時40分、東京都港区の外為どっとコムで)=横山就平撮影

 日銀の発表前は、1ドル=155円台後半で取引されていた。市場では、政府・日銀による円買い介入を警戒する動きが出ている。26日午後に開かれる日銀の記者会見で、植田和男総裁が話す内容によっては、為替が再び動く可能性もある。

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5298223 0 経済 2024/04/26 12:41:00 2024/04/26 13:14:02 2024/04/26 13:14:02 https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/04/20240426-OYT1I50068-T.jpg?type=thumbnail

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