スケボー世界王者・白井空良、予選に向け意気込み「今まで以上にきつい大会」…世界ランキング１０位以内の日本勢５人が五輪出場権かけ競う

　スケートボード男子ストリート世界選手権覇者の白井 空良（そら） （ムラサキスポーツ）が２５日、練習拠点を置く神奈川県寒川町で取材に応じ、パリ五輪出場権のかかる５、６月の予選シリーズに向け「これからがスタート。今まで以上にきつい大会になると思う。気を引き締めていきたい」と語った。

　残り２戦を見据えて「悪くても表彰台に乗れるように」と苦手のランの強化に注力。拠点パーク以外にも出向いており、「やることはやった」と言い切る。世界ランキング１位で代表選考をリードするが、１０位以内に日本勢は５人おり、各国・地域最大３の出場権を巡って激しい争いが続く。

　「世界と戦うというよりも日本人と戦う形。どれだけミスをしないか。予選でしくじった人から（代表争いから）落ちていく」と見通しを語った。