「花の谷」染める青 富津・マザー牧場にネモフィラ絶景 チューリップとの共演も

一面に広がるネモフィラの花畑。散策する来場者を青の絶景が癒やす=25日、富津市
一面に広がるネモフィラの花畑。散策する来場者を青の絶景が癒やす=25日、富津市
ネモフィラとチューリップのコラボが初登場。爽やかな青の中でピンクが愛らしく揺れる=25日、富津市
ネモフィラとチューリップのコラボが初登場。爽やかな青の中でピンクが愛らしく揺れる=25日、富津市

 澄んだ青色の花が愛らしいネモフィラが、富津市田倉のマザー牧場で見頃を迎えている。晴れ間が広がった25日、空と溶け合う青の絶景が一面を染め、来場者を癒やした。

 牧場内の「花の谷」約5千平方メートルに100万本のネモフィラが植えられている。斜面にびっしりと咲き誇り、家族連れが散策路を歩きながら写真を撮る姿が目立つ。親子3世代で訪れた君津市の藤野琳ちゃん(5)は「花がかわいかった。青が好き」と喜んだ。

 入場口前に広がる「まきばの広場」には、ネモフィラとチューリップが“共演”する花壇も初登場し、爽やかな青とパステル調のピンクが魅了する。中学生のグループは「二つの色が混ざり合ってきれい」と満足そう。チューリップとのコラボの見頃はあとわずか。ネモフィラは5月上旬まで楽しめる。


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