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第82期名人戦

初防衛を目指す藤井聡太名人に、豊島将之九段が渡辺明九段に名人位を奪われて以来5期ぶりの復位を期して臨みます。

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連敗の豊島九段「序盤でかなりさえなかった」 名人戦第2局一問一答

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第82期名人戦七番勝負第2局2日目、対局再開を前に前日の指し手を再現する豊島将之九段=千葉県成田市の成田山新勝寺で2024年4月24日午前8時55分、渡部直樹撮影
第82期名人戦七番勝負第2局2日目、対局再開を前に前日の指し手を再現する豊島将之九段=千葉県成田市の成田山新勝寺で2024年4月24日午前8時55分、渡部直樹撮影

 第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第2局は終盤に形勢が揺れ動く大熱戦の末、藤井聡太名人(21)が豊島将之九段(33)を振り切った。豊島九段は「序盤がまずかった。2日目にうまくまとめる順があった気がするが、明快な手は分からなかった」と振り返り、優勢を意識したものの勝ち切れなかった悔しさをにじませた。終局後の豊島九段と報道陣とのやり取りは以下の通り。【丸山進、新土居仁昌】

8五歩逃し全然ダメに

 ――1日目の感触は。

 豊島九段 ひねり飛車模様にしたが、8五歩と押さえられない形になってかなり苦しくなった気がした。

 ――中盤戦はどうだったか。

 ◆かなりきついというか、…

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