2012年初当選「魔の4回生」また醜聞 自民・宮沢議員が辞職

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笹川翔平
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 自民党衆院議員の宮沢博行前防衛副大臣が23日、「一身上の都合」を理由に突然、議員辞職した。宮沢氏は、自民党が政権復帰を実現した2012年の衆院選で、初当選を果たした中の1人。この世代は追い風を受けて一挙に新人議員が誕生したせいか、不祥事も目立ち、過去にも辞職や離党、落選が相次いだ。「魔の4回生」という不名誉な呼び名でも知られている。

 12年12月の衆院選で過半数を得た自民党は、政権奪還を実現。第2次安倍政権が発足したが、この時に初当選となった119人の自民党の新人議員は「安倍チルドレン」などと呼ばれた。

 若手議員たちは、その後も「安倍1強」の政治状況のなかで当選を重ねてきた。直近は、岸田文雄首相が就任した直後に実施された21年10月の衆院選。ここでも69人が4回生になっている。

 21年に福田達夫氏が党三役…

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