一関・平泉

26日 冬季閉鎖解除 国道342号真湯―須川温泉間 関係機関がパトロール【一関】

国道342号真湯―須川高原温泉間の冬季通行止め解除に向けて関係機関・団体が沿道を点検した合同パトロール=須川高原温泉付近

 県南広域振興局一関土木センターや一関市、市観光協会などの関係機関・団体は22日、冬季通行止めとなっている国道342号真湯―須川高原温泉間(延長14・9キロ)を合同パトロールし、昨年より3日早い26日正午に冬季閉鎖を解除することを決めた。暖冬の影響で残雪が少ないことから、例年実施している夜間通行止めについては実施可否を近日中に判断することを申し合わせた。

 パトロールには、道路管理者の同センターをはじめ、一関署、岩手南部森林管理署、市、市観光協会、NPO法人須川の自然を考える会、岩手県交通、須川高原温泉から13人が参加。真湯ゲートを車で出発し、県境に向けて落石や倒木などの恐れがある5カ所を重点に点検した。

 昨冬は降雪が少なく、暖かな日が多かったこともあり、沿道の残雪も少なめ。須川高原温泉手前の道路脇では、積雪が昨年のパトロール実施日で約12メートルだったが、今年は約5メートルだった。点検後は意見交換会が開かれ、予定通り通行止めを解除することを確認した。

 同センター道路河川環境課の佐藤淳精課長は「雪解けと一緒に石が落ちてくる可能性があるので、ドライバーにはその点に注意して通行してほしい」と話している。

momottoメモ

▲【山歩録】スプリング・エフェメラル揺れる真湯園地=4月22日撮影

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