光のエンタメ楽しんで　仙台・青葉山 でルミナクト　20 、21日

　仙台城跡のたもとで、光のエンターテインメントを楽しむイベント「ＳＥＮＤＡＩルミナクト」が２０、２１の両日、仙台市青葉区の青葉山公園にある仙臺（せんだい）緑彩館周辺で開かれる。仙台を拠点に活動するパフォーマンス集団「白Ａ」（青葉区）が主催する。入場無料。

　
　

　青葉山の景観を生かしたプロジェクションマッピングや地上絵のライトアップを実施。ステージには「白Ａ」と市の観光ＰＲ集団「伊達武将隊」が出演し、夜に浮かび上がる映像と融合した演舞などを繰り広げる。会場を巡る謎解きナイトウオークや熱気球体験（有料、事前予約制）もある。

　白Ａのディレクター菱沼勇二さん（４５）は「プロスポーツを除くと、仙台は家族で楽しめるエンタメが少なかった。青葉山の自然を舞台に、東京とは違う形で夜の非日常空間を光で演出し、青葉山エリアの活性化にもつなげたい」と話す。

　白Ａは２０２３年の市交流人口ビジネスコンテストで、青葉山公園一帯をテーマパーク化する「伊達パーク」で大賞に輝いた。２２年に「杜の都熱気球体験」を提案したアウトドア体験企画会社「風の丘」（宮城県七ケ浜町）など過去に大賞を獲得した３団体も協力する。

　両日とも午後５～９時。仙台で夜のエンタメの充実を図ろうと、本年度は計５回開催する予定。ルミナクトは「ルミナ（光）」と「アクティビティー（遊び）」を組み合わせた造語。