「野菜を売る人のため全力で」 新熊本知事が抱負、農業振興も強調

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渡辺淳基
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 木村敬新知事が16日に就任し、熊本県庁に初めて登庁した。副知事として支えた蒲島県政を継承する一方で、交通渋滞解消や地下水の保全に向けた対策本部の設置を指示するなど、さっそく「木村カラー」も打ち出した。「前知事以上に現場に行く」と強調し、職員にも協力を求めた。

 県庁で開かれた就任式で木村氏は、静岡県川勝平太知事が農家をさげすむような発言で批判されたことを引き合いに、「野菜を売る人、牛の世話をする人、そうした方々のために全力で頑張るのが県庁職員だ。頑張っている県民とともに未来を切り開くこと、肝に銘じてほしい」と幹部職員らに発破をかけた。就任会見では農業振興への思いも語った。

 木村氏は県の課題のうち、豪…

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