江川卓氏がかつて目撃「外国人選手は実はシーズン中に集まって食事会をやっている」オドーアの巨人電撃退団は「昔からよくある話」

 元巨人の江川卓氏が4日、自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。開幕直前に巨人を電撃退団したオドーア外野手について語った。新助っ人が日本の野球になじめず退団するケースは「昔からよくある話」とし、特に「メジャーから日本に来た選手によくある。3Aから来た選手にはほとんどない」との見解を示した。

 「彼(オドーア)はメジャーで178本とか打ってる」とし「メジャーでは2ボールから必ず真っすぐが来る。日本では2ボールからフォークを投げる。そこの違いがものすごくあるので『なんだよこの野球』と思うメジャーリーガーがときどきいる」と野球観の違いをきっかけに、ボタンのかけ違いが起こると分析した。

 もちろん開幕直前の退団は珍しいが、「そこで合わなくてオープン戦で成績が上がらない。それで途中でやめちゃうのは昔からある。メジャーの野球が一番正しくて、日本の野球が異質の野球をやり過ぎていると感じすぎちゃうのは起こりうる」と解説した。

 そんな中で江川氏が明らかにしたのは「よく外国人選手が実はシーズン中に内緒に集まって食事会をやっているんですよ」という事実。何十年も前の話とした上で「たまたま隣り合わせで座ったことがある。あるレストランで。向こうは僕のこと知らないし、メジャーから来た選手が集まっているのを目撃した。そこで意見交換しているのを見たことがある」。日本野球に適応するために各球団の外国人選手がひそかに勉強会を開いているのだという。

 一方、今回のオドーアの電撃退団がそこまでの大騒動になっていない点については「契約の仕方にいろいろあるんだと思う」と、江川氏にしては歯切れの悪い解説。「そこがネック。分かんないから。そこが最大の弱み、うちのチャンネルの。監督をやったことがないから分かんない」と自虐的に話した。

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