宝塚劇団員死亡 「改善すべきことは無数に」 遺族側弁護団が苦言
毎日新聞
2024/3/28 20:57(最終更新 3/28 22:52)
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娘の尊厳を守りたい一心で、今日まできました――。宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(当時25歳)が2023年9月に死亡した問題は、28日に当事者間でパワーハラスメントを認める合意書を締結するなど節目を迎えた。遺族側弁護団は女性の母親のコメントを公表し、歌劇団側のこれまでの姿勢には「反省し改善すべきことは無数にある」と苦言を呈した。
遺族代理人の川人博弁護士は28日、東京都内で記者会見を開いた。川人氏によると、遺族側がパワハラにあたると主張してきた宙組上級生らによる15件の言動はほぼ認められた。川人氏は「遺族側が主張してきたパワハラ行為はおおむね合意書に反映することができた」と明かした。
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