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相互の活動に理解深める 日本最南端・最北端

オンライン交流を行った八重山保護区保護司会と稚内地区保護司会=26日午後、市健康福祉センター

オンライン交流を行った八重山保護区保護司会と稚内地区保護司会=26日午後、市健康福祉センター

保護司会がオンライン交流

 八重山保護区保護司会(上地正人会長)と北海道の稚内地区保護司会(山本泰照会長)をつないだオンライン交流会が26日、石垣市健康福祉センター内の更生サポートセンターで開かれ、日本最南端と最北端の保護司が約3000㌔の距離を超え意見交換し、互いの活動などについて理解を深めた。28日には竹富町と斜里町をつないで交流する。

 友好都市の石垣市と稚内市、姉妹町の竹富町と斜里町を更生保護の観点でつないで交流を図ろうと開催されたもの。今年度の全国保護司連盟の組織活動活性化事業に関する助成を受け初めて実施した。

 八重山から6人、稚内から5人が参加し両地区の活動を紹介。このうち八重山保護区について上地会長は協力雇用主会と更生保護女性会含めた「3団体のチームワークが良いのが最大の特徴」とし、「人口比率に対する手厚い活動、サポートができている」と述べた。

 稚内地区からは再犯防止などの防犯活動を主に展開していることや新人保護司発掘に向けた委員会を立ち上げ、若手に働きかけていることなどが報告された。このほか社会を明るくする運動の実施方法や郷土料理、伝統文化などについて幅広く情報を共有し交流を深めた。

 上地会長は「やってみて初めてわかることがたくさんあった。保護司としての使命感はどこも一緒。仲間との情報交換は大事だと感じた」と充実した様子。稚内地区の山本会長は「南と北でいろいろ違うがつながりは深い。これからもよろしくお願いしたい」と話した。

  • タグ: 保護司会オンライン
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