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大阪桐蔭-報徳学園 世代屈指の右腕対決か センバツ見どころ

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大阪桐蔭の平嶋桂知投手(左)と報徳学園の今朝丸裕喜投手 拡大
大阪桐蔭の平嶋桂知投手(左)と報徳学園の今朝丸裕喜投手

センバツ高校野球準々決勝(28日、甲子園)

大阪桐蔭―報徳学園(兵庫)

 高校球界を代表する右腕対決の実現か――。

 大阪桐蔭と報徳学園はともに連投を避けるためか、27日の2回戦はエースを温存して準々決勝に勝ち進んだ。両投手の出来が勝敗の鍵を握る。

大阪桐蔭の平嶋桂知=阪神甲子園球場で2024年3月22日、中川祐一撮影 拡大
大阪桐蔭の平嶋桂知=阪神甲子園球場で2024年3月22日、中川祐一撮影

 大阪桐蔭の平嶋桂知(かいち)は1回戦の北海(北海道)戦で先発。名門のエースナンバー「1」を背負う右腕は149キロの直球や140キロ近い高速の落ちる変化球で圧倒し、7回1失点に抑えた。

 報徳学園の今朝丸裕喜は1回戦の愛工大名電(愛知)戦で先発した。連打を浴びる場面もあったが、要所を締めて7回1失点。188センチの細身の長身をしなやかに操り、140キロ台後半の速球と落差の鋭いフォークで打者を支配した。

力投する報徳学園の今朝丸裕喜=阪神甲子園球場で2024年3月22日、久保玲撮影 拡大
力投する報徳学園の今朝丸裕喜=阪神甲子園球場で2024年3月22日、久保玲撮影

 2人が先発して対戦となると、公式戦では昨秋の近畿大会準々決勝以来となる。その時は、大阪桐蔭が4―3で報徳学園に競り勝った。平嶋は6回3安打2失点でまとめた一方、今朝丸は七回途中10安打4失点で降板した。

 今朝丸は準々決勝の相手が大阪桐蔭となり、「あの敗戦があって、この冬はレベルアップができた。絶対にリベンジしたい」と再戦を心待ちにする。大阪桐蔭は昨春のセンバツ準決勝で敗れた相手にリベンジとなるか。【村上正】

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