モスクワテロ実行犯4人起訴、2人は罪状認める…顔など腫れた状態で裁判所に移送

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 ロシアの有力紙コメルサントなどによると、モスクワ郊外のコンサートホールで22日に発生したテロ事件をめぐり、逃走先の西部ブリャンスク州で拘束された実行犯とみられる4人が24日、モスクワに移送された。露当局は4人全員をテロ攻撃を犯した罪で起訴した。モスクワの裁判所での非公開の手続きで、4人のうち2人は起訴事実を認めたという。

24日、モスクワの裁判所に移送された容疑者=ロイター
24日、モスクワの裁判所に移送された容疑者=ロイター

 露連邦捜査委員会は24日、テロ事件によって、これまでに137人が死亡したと発表した。保健省は負傷者は182人としている。

 裁判所は4人について、裁判開始前に2か月間の拘束を認めた。裁判で有罪になった場合、最高刑は終身刑となる。

 実行犯とみられる4人は、いずれも旧ソ連構成国のタジキスタン国籍。32歳の男がリーダー格で、19歳の男がテロの様子をビデオ撮影したとみられる。裁判所に移送された4人は、いずれも拷問を受けたように顔などが腫れていた。

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5178752 0 国際 2024/03/25 10:44:00 2024/03/25 11:19:01 2024/03/25 11:19:01 https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/03/20240325-OYT1I50069-T.jpg?type=thumbnail

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