沖縄美ら島財団(花城良廣理事長)は26日、第49回理事会を開き、本部町にある沖縄美ら海水族館の2022年度の入館者数が216万4514人で、21年度の62万115人の約3・5倍に増えたと報告した。これに伴い、22年度決算は約9億5千万円の黒字となった。黒字は4期ぶり。一方で、入館者数はコロナ禍前の18年度371万8446人の58%にとどまっている。(政経部・山城響)

 非公開の理事会後、財団が明らかにした。新型コロナウイルス感染症拡大を防止するための行動制限の緩和や、全国旅行支援の後押しが入館者の増加につながったとみている。

 新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移...