異例の閣僚謝罪ラッシュ マイナンバーカード、顕在化した「ひずみ」

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鈴木友里子 小手川太朗
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 マイナンバーカードをめぐる混乱がやまぬ状況に、岸田文雄首相自らが「総点検」を指示して、事態の収拾に乗り出した。背景には政府がマイナカード普及を急ぎすぎたことや、トラブルの対応が省庁ごとの縦割りになっていることがある。

 「ご本人が将来受け取るべきポイントが別の方に付与されてしまう事案が発生したことは誠に申し訳なく、遺憾に思っている」

 マイナカード普及のための「マイナポイント」が、誤って別人に付与されていた問題で、松本剛明総務相は26日の閣議後会見で、こう陳謝した。

 マイナ保険証に別人の情報が…

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