「いまだに血、土の匂い」 78年前の大刀洗空襲犠牲者を追悼

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大刀洗平和記念館のライトアップされた零戦(奥)の前に並べられたピースキャンドル
大刀洗平和記念館のライトアップされた零戦(奥)の前に並べられたピースキャンドル

 旧陸軍大刀洗飛行場(福岡県朝倉市、筑前町、大刀洗町)を狙った78年前の大刀洗空襲の犠牲者を悼む行事が26、27の両日、朝倉市と筑前町であった。

 1945年3月27日と同31日の米軍による大空襲で、飛行場と関連施設、民家などは壊滅状態となり、犠牲者は600人とも1000人を超えたとも言われている。

 朝倉市のピーポート甘木では26日に「頓田の森ぴーすきゃんどるナイト」が開かれた。集団下校中だった立石国民学校の児童31人が米爆撃機B29の爆弾で命を落とした「頓田の森事件」を語り継ごうと、市民グループ「頓田の森ぴーす…

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