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第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会(2023年)の特集サイトです。

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広陵監督、真鍋は「ボンズじゃなくてポン酢」奮起促す センバツ

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中井哲之監督=広島市安佐南区で2023年1月28日、藤井達也撮影 拡大
中井哲之監督=広島市安佐南区で2023年1月28日、藤井達也撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は第8日の27日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3回戦があり、広陵(広島)が3―2で海星(長崎)を破り、13年ぶりのベスト8進出を決めた。中井哲之監督は春夏通算36勝目となり、箕島(和歌山)で監督を務めた尾藤公さん(故人)の勝利数を抜き、歴代単独11位となった。試合後の中井監督のコメントは次の通り。

肩に力が入っている

 (先発の)高尾は調子が悪い中で頑張ってくれた。バットを強く振る力は、うちの方があったかな。選手が持てる力を発揮してくれた。次戦(の専大松戸)も好投手なので、受け身にならないように頑張る。

 (3打数無安打の)真鍋は状態が良くはないです。しょっぱいですね。今日なんか(米大リーグで歴代最多本塁打を放ったバリー・ボンズさんにちなんだ愛称の「ボンズ」じゃなくて)ポン酢ですよ。試合中に(本人に)言ってました。

 「ボンズ」と呼ばれて、高校生ですから肩に力が入っているんでしょうね。いろいろ考えている感じがします。相手も真鍋に打たれたくないから、より一層気合を入れて投げてくる。四球でもいいぐらいの気持ちでいますから。

 緩いボールをしっかり引きつけて、センターから逆方向に打たせる練習をさせますが、一瞬で直る方法はない。かといって、ボールに当たればとんでもないのを打つ。きっかけ一つで変わると思います。

 先発の高尾は力んで体が突っ込んで、(体が)開きながら投げていた。ボールがシュート回転したり引っ掛けたり、こんな悪い高尾もなかなか見られないんですけど。本番に強いから背番号1を託しています。

 (控え投手の)倉重もいいので、今日も六回くらいから交代しようかと思いました。高尾に「九回まで投げようとするな。1イニング、1人ずつ」と伝えたら抑えるようになりました。

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