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野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で日本代表「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝を飾ったことに、腰の張りで途中離脱した広島東洋カープの栗林良吏投手(26)は「すごくうれしい気持ち。ただ世界一の輪に加われなかった悔しさはある」と素直な思いを打ち明けた。今回の無念を糧に、「次の大会でも代表に選ばれ、最後までいられるよう努力したい」と誓う。(清水裕)
栗林投手はWBC決勝が行われた22日(日本時間)、マツダスタジアムで練習中だった。日本が3―2で米国をリードする九回、大谷翔平投手(28)(米エンゼルス)が抑えとして登場。その際は「自分がマウンドにいると思って(投球)練習をしていた」と振り返った。
日本が優勝を決めると、両手を上げて喜びを表現。大谷投手を中心に選手や首脳陣らが歓喜の輪を作った際、自分のユニホームを掲げてくれたことに「感動したし、すごくうれしかった」と感謝した。
メキシコとの準決勝、米国との決勝ともに1点差で競り勝った侍ジャパンの戦いには「負ける気がしないというか、どんな展開になっても最後は逆転すると思っていた」と仲間を信じて見守っていたという。
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