特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

増える伝承施設 維持費負担や地元の関心低下に懸念

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
津波被害を伝えるパネルに見入る来館者=宮城県石巻市のみやぎ東日本大震災津波伝承館で2023年2月16日午後0時44分、小川祐希撮影
津波被害を伝えるパネルに見入る来館者=宮城県石巻市のみやぎ東日本大震災津波伝承館で2023年2月16日午後0時44分、小川祐希撮影

 東日本大震災の被災地では、当初の復興期間とされた2020年度に前後して、震災伝承施設が相次いで整備された。地域が経験した被害や復旧・復興の歩み、被害を繰り返さないための教訓を発信している。震災後に整備された施設は、行政主体のものだけで45カ所。新型コロナウイルス禍を脱し、来館者数も回復傾向にある。一方で、施設の維持管理にかかる費用や地域住民の関心低下といった新たな課題も見えてきている。【小川祐希、安藤いく子】

この記事は有料記事です。

残り3172文字(全文3379文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月