「プーチン似」の男性投げ飛ばすバンクシーの絵、ウクライナの切手に

ウクライナ情勢

多鹿ちなみ
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 ロシアによる侵攻から1年となったウクライナで24日、謎の路上芸術家として知られるバンクシーが描いた、少年が男性を柔道で投げ飛ばす壁画を再現した切手が販売された。AFP通信などが報じた。

 壁画は、ウクライナの首都キーウ近郊のボロジャンカの破壊された壁に描かれたもの。昨年11月、バンクシーが自身のインスタグラムに投稿した動画の中で取り上げていた。

 バンクシーによる作品は他にもあったが、切手となった壁画は少年に投げ飛ばされる男性がロシアのプーチン大統領に似ていたことから、ひときわ注目を集めていた。切手には「プーチン出て行け」との趣旨の言葉も書かれている。

 この日、キーウ中心部の郵便局には、切手を求める市民が大勢集まった。ウクライナ郵政公社社長はロイター通信に「この切手とこの絵は、全てのウクライナ人が敵に対して感じていることを的確に表している」と語った。(多鹿ちなみ)

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