テニスの全米オープン女子シングルス1回戦が30日(日本時間31日)に行われ、2大会ぶり3度目の優勝を目指していた大坂なおみ(24)がダニエル・コリンズ(28=米国)に6―7、3―6のストレートで完敗し、欧米メディアから酷評が相次いでいる。

 復活を期した大坂だったが世界ランキングで自身の44位に対して19位と上回るコリンズに力負け。無念の初戦敗退となった。

 過去に2度制している得意の全米でなすすべなく早々に姿を消したことで、開催地の米国を中心に海外メディアからは辛らつな評価が続出した。

 米メディア「テニスアップトゥーデート」は「ミスだらけの大坂」とバッサリ。同じく米メディア「テニスネットドットコム」も「大坂なおみにとって、2022年のグランドスラムシーズンはまた失望で終わった」と厳しく評した。

 オーストラリアメディア「ヤフーオーストラリア」は「大坂なおみが衝撃の5年ぶり全米オープン大失敗」と手厳しい。「大坂なおみは、全米オープンでダニエル・コリンズに1回戦で敗退し、停滞期に陥った。大坂がこんなに早く全米オープンを去ることに多くの人は驚いた」とショッキングな敗退と扇情的に伝えた。

 海外メディアは結果が出なければ忖度なしで批判を浴びせるだけに、大坂にとっては痛恨の敗退劇となってしまったようだ。