競泳の日本学生選手権最終日(28日、東京辰巳国際水泳場)、各種目の予選が行われ、女子100メートル自由形は、日大の池江璃花子(22=ルネサンス)が55秒40の全体2位で午後の決勝に駒を進めた。

 前半は焦ることなく冷静にレースを進め「自信がある」という得意の後半でペースアップ。個人2冠がかかる決勝に向けては「だいぶ不安、1日(800メートルリレーの予選、決勝を含めた)に4レースを泳ぐのは復帰後初めてだと思う。1本1本出し切らないといけないレースが続く。目標はもちろん優勝」と決意を述べた。

 男子400メートル個人メドレーは、日大の本多灯(20)が4分16秒02の全体1位で決勝進出。「予選のタイムだなって感じ。決勝には動画とかを見てもう1回自分なりに分析して臨みます。このインカレでは勝ち切りたい。それなりに疲れはあると思うが、そんなの関係なく、最後の1日気持ちで乗り切りたい」と力強く語った。