イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、移籍期限ギリギリに大量4人の〝爆買い〟を狙っている。

 今夏の移籍期限が迫る中、開幕から5試合で2勝2敗1分けの8位と出遅れている強豪チェルシーが反攻へ向けて大量補強する方針を固めた。スペインメディア「フィチャージェスネット」は「チェルシーが市場の最終段階で4つの爆撃を準備している。トップレベルの契約を結ぶところだ」と報じた。

 チェルシーが獲得に迫っているのは4人。まずはU―21フランス代表DFウェズレー・フォファナ(レスター)だ。「あとは正式発表のみだ。シーズン序盤のブルーチームの主な問題である守備ローテーションを強化するために加入する。移籍金8800万ユーロ(約122億3000万円)となる」と獲得は確実な状況となっている。

 次にクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオル(ライプチヒ)。「これはサプライズだ。チェルシーはこの夏に彼のために9000万ユーロ(約125億円)を支払う。長期的に守備強化になるだろう」

 以前から交渉を進めるのがオランダ代表MFフランキー・デヨング(バルセロナ)。「市場の最終段階で退団する可能性もある。彼が去りたい場合は、プレミアのトップレベルでキャリアを続ける」

 また同僚のガボン代表FWピエールエメリク・オーバメヤン(バルセロナ)もチェルシーは狙う。「トーマス・トゥヘル監督がより多くのバリエーションを持ち、質を飛躍的に向上させたいと考えている」と指摘した。

 チェルシーは新オーナーの豊富な資金力をバックに、爆買いでチームを一気に強化する構えだ。