牧草の緑と青い空、巨大な風車57基…雄大な「白い道」

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 なだらかな 稜線りょうせん が幾重にも連なる北海道稚内市の宗谷丘陵に巨大な風車が57基も並ぶ=写真=。緑の大地に吹く風をエネルギーに変える宗谷岬ウインドファームだ。2005年に操業が始まった。

 同市は風速10メートル以上の日が年間90日を超すことから風力発電の適地とされる。事業者の「ユーラスエナジーホールディングス」(東京都)によると、風車1基あたりの発電量は1000キロ・ワットで、発電所としては年間5万2000世帯の電力需要を賄える。

 周囲は牧草地が広がり、雄大な景観を楽しむため、ドライブやツーリングのコースになっている。その一つ、「白い道」は、ホタテの貝殻を敷き詰め、牧草の緑と青い空とのコントラストが人気を集めている。

 各地で猛暑に見舞われている今夏だが、宗谷丘陵の気温は約20度。吹き抜ける風は力強く、爽やかだ。(写真・大石健登、文・中尾敏宏)

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3251828 0 社会 2022/08/13 06:29:00 2022/08/13 06:29:00 2022/08/13 06:29:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/08/20220813-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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